毎年の正月、私たち家族4人は何かしらのゲームで遊んでいます。
ある年は花札、また、ある年は人生ゲームやモノポリーのような盤ゲーム。
そして、今年の正月はNintendo Switchの『桃太郎電鉄』と『おすそわける メイドインワリオ』で楽しみました。
今年の苦い思い出
今年の正月に遊んだSwitchのソフトは娘たちの持ち物。当然の如く所有者が有利です。しかも、二人の娘は20代、私達夫婦は何もかもが衰え始めている50代後半。目もショボショボ、もともと鈍かった運動神経もさらに悪化している状態。何か娘たちに勝てる要素はあるのでしょうか? オマケに娘たちは「ゲームに勝ったらお小遣いチョーダーイ!!」と言い始める始末。自分たちの若さをイイことに図に乗っている有り様です。
そしてゲームが終了。結果は言うまでもなく、結構な金額を巻き上げられました…
リベンジを決意!
悔しい思いは2度もしたくありません。来年の正月に向けて、先手を打って準備を進めることにします。まず、ゲームソフトはできるだけ簡単に操作ができるものを私自身が選定すること。そして、事前に家内と一緒に密かに特訓して、スキルを上げておく作戦です。しっかりと準備を怠らなければ、負けないはず。いや、絶対に負けたくないのです!
Switchのソフトはコレに決めた!
そんな中で、選んだソフトは『マリオカート8デラックス』。おそらくハンドルとアクセルの2つだけ操作すればよい、なので簡単だ。という単純な発想からです。本当はできるだけ昔のバージョンが欲しかった(昔の方が簡単そうに思えた)のですが、中古ショップを巡っても、オークションサイトを覗いても見つかりません。仕方なく、アマゾンで新品の『マリオカート8デラックス』をポチッと。翌日には我が家に配送されてきました。
準備はOK?
我が家に到着したその日の夕方、早速『マリオカート8デラックス』を試しに使ってみます。パッケージを開けて、ソフトのカートリッジをSwitch本体にセット、そして起動。その時、
んっ? コレ、どうやって使うんだ ???
ゲームがスタートするところまではこぎつけたのですが、その先の操作方法がよくわかりません。何とか感を働かせて、キャラクターが乗るカートを前に進める事と、ハンドルを切る事は出来るようになりましたが、
マリオが持っているカメとか、コインとかは何???
マリオの周りにバナナがぐるぐる回っているけど、コレ何???
頭の中は???だらけです。もちろん、それに質問に答えてくれる相手もいません。でも大丈夫です、操作説明書を読めばわかるはず。そこでパッケージの中を改めて見たのですが、
無いのです、操作説明書が…
パッケージの裏に描かれているペラペラの一枚の図が、たった一つの情報源になっていました。理解できるのはハンドル操作と前に進む、バックするの3つだけ。
気を取り直して、グーグル先生に聞いてみることにしました。なんだ、ちゃんとあるではないですか、操作方法が記載されたページが。最初からインターネットで調べれば良かった話です。
さて、操作方法が表示されたスマホを私と家内の間において再チャレンジ。ゲームスタート、しかし、スマホの文字が読めません、二人とも目がショボショボなので。そして、一度に覚えることも出来ません、二人ともアラカンなので。仕方がないので、紙に大きめの文字で書き出すことにしました。
これで解決。さっ、ゲーム再開です。
アラカン2名による5分ほどのチャレンジは続きましたが、二人とも既に疲れてしまい、集中力がゼロ。それに加えて、激しく移り変わる画面に目がチカチカ。
「夕飯たべよっか」家内のその一言で、その日の特訓は終了。
ちなみに、その日の夕飯のおかずは、カレーコロッケとカレイの煮付け、そして、もつ煮込みでした。(本記事とは全く関係が無く、どうでもイイ内容ですが、美味しかったので…)
こんなシニア夫婦の一日でした。
1月6日追記
毎年恒例のゲーム大会、予定どおり行われました。 結果は…
惨敗、ボロボロ、ダメダメ…
私たち老夫婦は娘たちに大差で負けました。「ゲームリテラシー」という言葉があるのか不明ですが、娘たちと老夫婦は、TVゲームに対する基本的な能力に明らかな差があるようです。
ですので、来年はアナログな盤ゲームで攻めたいと思います。そうです、モノポリーみたいな運とか経験とかがモノをいうゲームです。
ゲームとは関係ありませんが、ただ、ひとつ嬉しいことも。
娘たちから貰ったお年玉。嬉しすぎて涙がちょちょ切れました (T_T)
最後までお付き合いいただき、有難うございました。
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